花札で勝ち続ける;不思議な体験 その2

若い時、先輩友人と花札をしていた。もちろん遊びであるが。

ふと、勝ちたくなった。「勝ちたい!」と、強く念じた。

すると、一度の負けもなく、勝ち続けた。

あまり勝ち続けるので、「もういい」と心の内でつぶやいた。

とたんに、負けだした。確率的にはあり得ない事である。

    友来たり下手な俳句に初笑い

    干し大根次第に妻の顔になり            (つづく)