2017-01-01から1年間の記事一覧

清正公城内御殿

「肥後熊本 加藤主計頭清正 城内御殿」の軸がある。 ご先祖の熱心な信仰心がうかがえる。 それに引き換え・・・・・・ 眺めているとタイムスリップできる。 朝起きて庭に初雪年の暮れ (つづく)

廣宣流布

掛軸がある。 「後五百歳中」 「廣宣流布」とあり、 日蓮大聖人の生涯を画いた絵図である。 生涯での様々な法難を画いている。 ご先祖の信仰心の深さを思う。 紅葉も残りわずかか落ち葉なし (つづく)

網膜剥離で入院

10月末に網膜剥離が見つかり、入院した。 入院は一週間だったが、後一か月近く養生した。 入院生活で色々のことを学んだ。 すばらしい医師の方々、スタッフの方々に感謝‼ 稲刈りの後の田んぼにスズメ舞う (つづく)

鎌倉時代の御曼荼羅

ある夏の日、「古いお札」の中から、探し物をしていた。 その中から、小さな、すすけた、御曼荼羅を見つけた。 「弘安三年庚辰」と記されていた。一瞬汗が引き、震えた。 後日詳しく調べたら、蒙古来襲に備え、博多に出陣する際身に着け 護りとしたものと思…

しゃもじの柄ほど…(おばあちゃんの話)

私が子どもの頃、おばあちゃんが言った。 「人はしゃもじの柄ほど曲がっていたほうが良い。」 「真っ直ぐなだけではダメだ」 「しゃもじの柄ほど曲がっていたほうが、よく物がすくえる」と。 ひしおみそ残り少なく秋ナスや

一年生涯

「一日生涯」という言葉がある。 この歳になっても、まだこの心境には至らない。 今の段階は、「一年生涯」である。 男性の平均寿命にあと4年程となっても、である。 年の初めに「思い」、年末に「反省する」。 本年も、あと三月余となったが・・・アア!!…

巣から落ちたヒイゴ(ツバメの子)が巣立った!

朝、巣から落ちて弱っているヒイゴを見つけた。 妻とともに、はちみつ水を飲ませ、クモを獲ってきて食べさせた。 少し元気になったので、巣に返してやった。 後日の朝、他の3羽と共に、巣立った!! しかしその後も8日間、夕方になると 巣に帰ってきていた…

梅雨が明けた

梅雨が明けたが、被災地を思う。 日の光が、強く、感じる。 子どもの頃は、30℃にもなれば大変な暑さだった。 そのうち、40℃にもなれば、空から鳥が降ってくるかも!? 胡瓜どの頑張らないでなりすぎる 生で食べ粕に辛子でキュウリ漬 (つづく)

梅干しつくり

毎年干し梅を作る。 竹のザルに入れて干す。三日三晩、昼夜干す。 一日目の夕方には、よい香りがしてくる。 干している間に、つまみ食いをするのも、また楽しみだ。おいしい!酸っぱい! また一年間健康を守ってくれる。 干し梅を三日三晩の夜は夜干し 干し…

蓮の花が咲いた 

今年も蓮の花が咲きだした。 庭にある、小さな池の蓮が今年も花を咲かせた。 池が小さいので、花も小さいが、実にかわいく美しい。 水量により、水面が.上下しても、不思議といつも、水面にちゃんと 葉も花もある。不思議だ! 浅くとも深くとも咲く蓮の花 (…

目から鱗がポロッ!!

あれは今日のように暑い夏に日だった。 何かの講座を受講していた。目新しいことのない内容がった。が 講師の先生のある言葉(なんということもないよく知っている言葉)を耳にした瞬間、 目から「ウロコ」が「ポロッ」と剥がれ落ちた。生々しい感覚だった。…

群れをなす赤トンボの海に泳ぐ!

あれは夏の終わりごろだっただろうか。子どもの頃、夕方庭へ出て遊んでいると、 赤トンボの大群が飛び回り、顔や手足に衝突してくるくらい。 ちょうど、海でクラゲの中を泳いでいるよな感じ。 手でつかめるほどであった。トンボと遊んだひと時。 自然豊かで…

最後の最後に赤トンボ!?

葬儀に参列した。最後に故人の愛唱歌が流れた。 これは初めての経験だった。式の途中で不謹慎ながら、つい、自分の場合を考えた。 「愛唱歌」はなんだ?・・・何も無い! 焦って考えていたら・・・ 突然、赤トンボの群れが目の前に広がった! そうか! 赤ト…

ヒイゴ(ツバメのヒナ)がやられた!!

第2陣のヒナがやられた! 今朝起きてみたら巣を落とされていた。 カラス除けの糸に異常はなく、調べてみると、柱に鋭い爪痕が残っていた。 ハクビシンだろうか? ツバメの親二羽が近くに留まって、何度も巣を見に 帰っていた。 残念であり、かわいそうでなら…

ツバメが今年も帰ってきた

第1陣の巣立ちが5日前にあり、一安心していたが、5日たった今日も夕方に、 巣立った4羽が親とともに元の巣に帰って寝ていた。 私たちがすぐ近くにいても平気だ。 これからも第2陣、第3陣と巣立つまで、ヒナをカラスから守る戦いが続く。 カラスとの戦いに…

シラン(紫蘭);花言葉:美しい姿 あなたを忘れない 変わらぬ愛

父は28歳で戦死した。私が4歳の時だった。 生きていれば今年の10月で百寿を迎えることとなる。 父の遺品は少ないが、「紫蘭」がその一つだ。 生前大切にしていたそうだ。 父母の結婚生活は短かったがその中で、父は母のことを「紫蘭」に託したのだろう…

百寿を祝う

Kおじさんがこの4月で百寿を迎えた。お祝いの席に招かれた。 実に若々しく、80歳くらいにしか見えない。Kおじさんは父の親友である。 父が戦死してから、毎年、Kおじさんは90歳になっても、父の墓参りを続けた。 若い人でも・・・の坂道を登って。この…

鮎を手づかみ!!;おじいちゃんの話 その3

「鮎の瀬掴み」のことである。 おじいちゃんの話によると、お客様が来られたら、「ちょっと待って!」と言って 近くの川の瀬で、川下に向いて、両手を瀬に入れて、瞬く間に、鮎を手づかみにして きた、という。 当時は川が豊かであったということか。今は鮎…

大ウナギがいた!!;おじいちゃんの話 その2

おじいちゃんの話によると、 一升瓶(胴回り約34㎝)くらいの太さの大ウナギが、家の近くの川にいて、漁師が 網を巻いて、舟に揚げようとすると、するりと網を破って川へ。 何度やっても、獲ることができなかった、と。 今は、普通の小さいウナギもほとんど…

ヒヨドリの餌

もう2月も半ばに入った。 屋敷の畑の白菜などが、ヒヨドリなどの鳥の標的となり、分家の畑の白菜などは、 ほぼ壊滅状態だ。おいしいのだろう。 我が家の野菜もやられたが、被害は少ない。早朝、庭の樹木から畑へ、鳥の集団が 行ったり来たり。被害にあった野…

大蛇がいた!!②

おじいちゃんの大蛇の話を嘘かと思っていたが、近年大水の時 某が川を見回っていたら、川辺の藪の中の、水辺に、鎌首をもたげた、ビ-ㇽビン (胴回り約23㎝)くらいの、大蛇を見つけた。びっくりして家に飛んで帰り、 一週間ほど熱を出して寝込んだ、という…

大蛇がいた!!①;おじいちゃんの話 その1

おじいちゃん(明治生れ)によると(私が子どもの頃聞いた) 某が、近くの深い山に柴刈に行っていたら、上から一升瓶(胴回り約34㎝)くらいの 太さの大蛇が、サワサワと某に向かってきた。 某は綿入れのチャンチャンコ(袖なし羽織 防寒用)を脱ぎ、大蛇が…

UFOを見た;不思議な体験 その3

小学生の頃だっただろうか。ある日の夕刻、星空は明るかった。月も出ていた。 私と分家のおばとその娘の3人で、なにげなく空を見上げていた。すると、 南西にある山の稜線すれすれに、お月様のような、丸い、オレンジ色の物体が、ゆっくりと、山の稜線に沿っ…

花札で勝ち続ける;不思議な体験 その2

若い時、先輩友人と花札をしていた。もちろん遊びであるが。 ふと、勝ちたくなった。「勝ちたい!」と、強く念じた。 すると、一度の負けもなく、勝ち続けた。 あまり勝ち続けるので、「もういい」と心の内でつぶやいた。 とたんに、負けだした。確率的には…

霊魂千里を走る;不思議な体験 その1

次の話は、母から聞いた話だ。 私が4歳の時だったという。 夜中に突然(私が)起きて「お父ちゃんが帰ってきた!!」と、大声で叫んだという。 私は父の顔をまったく知らないのにだ。私が母のおなかにいるときに、父は戦地に向かったからだ。なのに、「お父…

白木の箱の中身

4歳の時、裏庭で一人遊んでいた。 地面に何かを描いていた。 すぐ近くの奥の間から、読経の声が聞こえていた。 人のいなくなった床の間には、白木の箱が一つ置いてあった。 中を少し覗いてみた。 石ころが一つあった。 戦死した父の葬儀だったのだ。大きくな…

二度死にかけた

私は、二度死にかけた。 一度目は4歳の時。私の記憶にはないが、母が後日話していた。 「手を口と鼻にあてて、息をしているかどうか、たびたび確かめた。」と。また、 「万一のことがあれば、(母が自分で)出刃包丁で(自分の)胸を突き刺し死ぬつもりだっ…

75歳になったぞ!

今日はもう1月(平成29年、2017年)半ばだ。 墓碑に年齢を記しても納得できる年齢だ。ここまで生きられるとは思わなかった。 父が、私が4歳の時、28歳で戦死し、母が、私が26歳の時、46歳で死去したからだ。 まずは、28歳の壁を越えられるか、と思っていた。…